H19年度 初級園芸福祉養成講座

開催日・場所 内 容
前期 9月8日(土)
13:00〜17:00
高槻商工会議所

@オリエンテーション、協会の活動紹介
A自己紹介・参加動機・習得目標(受講生全員が自己紹介と参加動機を発表)
 第1講座『園芸福祉の活動とは』
B園芸福祉概論→園芸福祉の定義、園芸福祉の思想、園芸福祉活動の役割、可能性などを紹介
C園芸福祉と心身への効果→医療や福祉の現場における園芸福祉の意義や効果について説明

第一日目はオリエンテーションに始まり、日本園芸福祉普及協会についての説明、園芸福祉とは一体何ぞや?といった講義があります。その講義前に参加の皆さんにそれぞれ自己紹介・参加動機・習得目標を話していただきました。H19年度は42名の方の参加がありましたが、それぞれの立場・お仕事で園芸福祉を活かしていきたいと力強くお話くださいました。(福祉施設、社会福祉協議会、公園管理業、福祉専門学校校長、園芸ボランティア、主婦、定年後の生きがいのために、など様々な分野の方が参加)
9月9日(日)
10:00〜17:00
高槻現代劇場

 第2講座『活動を地域の中に普及する』
 講師:石神洋一氏(NPO法人たかつき 代表理事、日本園芸福祉普及協会理事)
@活動の組織・人づくり/運営管理のポイント)→園芸福祉活動に向けて組織作りの仕組みの説明や、実際 の事例、行政との連携など

 第3講座『コミュニティづくりに生かす(モデルプラン立案)』
 講師:粕谷芳則氏(日本クラインガルテン研究会事務局長、日本園芸福祉普及協会理事)
Aコミュニティ作りと園芸福祉/人と地域を結ぶ様々な活動→まちづくりや村おこし、遊休農地の活用など における園芸福祉の役割と可能性についての講義
B遊休地を活用した活動プログラム作成(ワークショップ)→出席者を5つのグループに分け、それぞれの グループごとに1000u(300坪)の遊休地を使った園芸福祉プログラムおよびゾーニング図の作成を行っ た。
Cグループ代表者発表と質疑・講評

第2日目も講義の一日でしたが、午後からはワークショップで、グループに分かれてゾーニング図の作成を行いました。7〜8名ほどのグループに分かれて活発な意見交換をして、モデルプランを作成していきます。この頃にはようやく参加者の皆さん同士も打ち解けて楽しいグループワークとなりました。

後期 9月29日(土)
11:00〜17:00
住吉公園(大阪市内)

 第4講座『植物をよく知り活用しよう(モデルガーデン実習)』
  講師:高松雅子氏(広島国際大学医療福祉学部講師)
@植物と触れる基礎知識(講義)→ガーデン作りのための基礎知識についての講義。事例や写真を交えてわ かりやすく解説。
Aプランニング(室内での計画)→グループごとに設定されたテーマのガーデンの計画。対象者の状態など に応じて高さや構造、植物の種類や配置などを工夫しながら計画した。
Bモデルガーデンづくり実習(屋外での実習)→計画をもとに、用意された材料(間伐材・苗)を組み合わ せてガーデンを作成した。
Cグループ代表者発表と質疑・講評

第3日目は場所を変えていよいよ実践的な内容となってきました。
午前中にガーデン作りの基礎を学び、その後グループに分かれてテーマに応じたモデルガーデンを計画・話し合いました。そして午後からは野外に出て、午前中の計画をもとに実際のガーデンを作る実習をしました。グループごとにメンバーがそれぞれ協力しながら花壇作りをしました。それぞれのグループのテーマはというと、
「車椅子利用者も楽しめる花壇」
 「ストレス解消のための花壇」
視覚障害者も楽しめる花壇」 「子ども達と楽しめる花壇」
「高齢者も楽しめる花壇」

以上の5グループの個性的な花壇が出来上がりました。

9月30日(日
9:30〜17:00
住吉公園(大阪市内)

  第5講座『誰もが楽しめるプログラム(ペットボトル実習)』
 講師:高松雅子氏(広島国際大学医療福祉学部講師)
@福祉施設・病院医療機関での活動、各種障害と園芸療法(講義)
Aペットボトルを使ったモデルプログラムの計画→高齢者も楽しめる園芸福祉プログラムについて、各グル ープ毎に計画を行った。
Bペットボトルガーデン作成→実習計画をもとに、用意された材料(ペットボトル、園芸支柱、花苗、鉢底 石、ひも、テープ、水苔)を使用してガーデンを作成した。
Cグループ代表者発表と質疑・講評。
D全体を通しての感想と今後の取り組みについて各自発表
E修了証配布・事務局長大野氏より試験についての説明・交流会

第4日目最終日は福祉施設・病院医療機関での園芸療法を学んだ後、ペットボトルを使ったプログラムを計画し、実際にペットボトルガーデンを作る実習をグループでしました。前日に作ったモデルガーデンの横にグループのアイディアを駆使したペットボトルガーデンが作られました。この頃にはすっかりとグループメンバー同士が打ち解けて楽しい活動となっていました。
最後にそれぞれの参加者が今回学んだことを実際にどう活かしていきたいかを発表し全日程を終了しました。