20年2月2日(土) 昼食
山梨の郷土料理の「ほうとう」。ご存知ですか?
山梨出身の利用者さんがいて「ほうとう」をよく作ったねえというお話から昼食に「ほうとう鍋」をいただこうということになりました。
この利用者さんは忙しいご両親を少しでも助けようと、小学三年生のころから、よくうどん打ちをされたのだとか。ご自身で、「子どもが見よう見真似で作るものだから下手なんだけど『美味しいよ』『よく作ってくれたね』と褒めてくれるもんだから、嬉しくて何度も作るうちに次第に上手にできるようになっていったんだよ」と話してくださいました。
「うどんは私がのすよ」と20人前ものうどんを手際よく作ってくださいました。
水の量も手の感覚で入れておられました。とても美しい手さばきで、つい見とれてしました。
鍋のほうも利用者さんが分担して、みんなで作りました。
「ほうとう鍋」は太目の手打ちうどんを粉がついたまま、味噌味の鍋に入れます。先にゆでないから、粉が入り、その分とろみがつきます。
鍋の作り方もその方に教えていただきました。
煮干でとった出汁を使い、野菜は、何を入れてもいいけれど、里芋、人参、じゃがいも、かぼちゃは絶対に入れたい野菜だそうです。今回はそれ以外に、大根、ごぼう、白菜、椎茸が入りました。里芋やじゃが芋が半分とけて、お鍋が、どろっとするのがまたおいしいのです。
味噌味のおだしは濃い目の味噌汁ぐらいの味付けということです。隠し味に、少し、酒かすも入れました。たくさんの野菜が入るので、野菜の甘みがあって、とても優しい味でした。
この日は、奈佐原にある街かどデイハウスの利用者さんが6名もお手伝いに来てくださいました。そして、ほうとう鍋にそえるおかずをたくさん作ってくださいました。若ごぼうのきんぴらやら、ゆず味噌田楽(こんにゃく)やら、ちりめんじゃこの生姜煮、たくわん、などなど、どれも本当に美味しくて、豪華な昼食になりました。
心も身体もぽかぽかになりました。皆様、本当にありがとうございました。
伴実和子
